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どうも花野です。ご無沙汰です。
ここしばらく、ずっとドラクエヒーローズ2やってます。
ヘイトフル・エイト(原題:The Hateful Eight)
タランティーノの密室サスペ…殺し合い映画。(サスペンスとは言い難い気が…)
レッドロックという街に用がある奴らが猛吹雪のため、街の手前にある服飾店で数日間足止めをくらう話。
この作品の前に出した、「イングロリアス・バスターズ」と、「ジヤンゴ」が連続で個人的に好きになれず、歳取ったせいか感性が合わなくなってしまったのかもと、半ば諦めながら鑑賞し始めたら、いやこれ本当に面白かった。
タランティーノの映画に必要不可欠な「会話」シーンの長さたるや圧巻。160分超えの尺のそのほとんどを会話しかしていない。
開始から第3章辺りまでの会話シーンは、同じことを繰り返すので若干ダルいが、第3章の後半部分から一気にタランティーノ節が爆発するので、そこまで耐えて観るのを推奨。
第4章以降は、いつものタランティーノの「血みどろバイオレンス」が大炸裂。血の量は多いのに、なぜか彼の映画はグロくなりすぎないのが良い所だと思う。
大笑いしながら鑑賞できて、気分スッキリ後味最高の娯楽映画でござんした。
個人的に良かったのはティム・ロス。役柄の怪しさと彼の品のある風貌がマッチしててよかった。
サミエル兄貴はいつも通りぶっ飛んでてナイス。
ワイルドであれ
どうも花野です。
レヴェナント:蘇りし者(原題:The Revenant)
大自然映画。アカデミー賞おめでとう。
この映画はいつの時代の、どこの国の、どんな奴らの…という事は劇中ほぼ語られずに進むので、これといってお話らしい「お話」はない映画。
「お話が無かったら、どう観んのよ?」って思われるかもですが…。
何と言うか…分かり易く一言で言えば「マッドマックス」風味。
画の迫力と演者達の力で描ききっているので、説明やセリフが多くないとダルくて飽きる人には向かない。
劇中は観る大半の時間を、
ディカプリオの顔面アップ+自然鑑賞
これらで過ごすことになる。
ラスト付近で、グラス(ディカプリオ)はフィッツジェラルド(トム・ハーディ)に「お前はわざわざこんな事のためだけに追って来たのか。」と言われますが、このセリフは強烈に記憶に残る。
なぜなら観客にグザリと突き刺さるセリフなのです。
「わざわざこれを観るだけのために150分も椅子に座ってんのか。」って言われているようで…。
そこなんですよね「こんな事のためだけ」っていう。(悪い意味ではなく)。
「こんな事」を本気で「こんな事」として見せるためだけに、あの尺と大自然苛酷ロケをやったんじゃないのって思うと、すげぇ自己満足だなとしか思えんが…。
面白いかどうかは観た人次第かなと。(意外かもですが、私は好きですよ…)
レオ筆頭に、演者の演技がとても良いんで、映画として十分に尺は持ちますが、どちらかと言えばわたくしは、ドーナル・グリーソンのイケ面ぶりにウハウハしていたのでありました…。
ただ、サバイバル映画としては、A・ボールドウィンの「ザ・ワイルド」の方が好きですけども。
ジャケがB級全開(苦笑)
でも安心して下さい!内容も(良い意味で)100%B級です。これは面白いのでオススメしますよ。
ちなみに尺は映画として安心安全の110分!
DQH2に夢中
どうも花野です。
最近はドラゴンクエストヒーローズ2(DQH2)に夢中過ぎて、自分でもびっくらぶっこいてます。(1はあまりハマらなかったので。)
仕事→ドラクエ→寝る→夜中起きてドラクエ→仕事…。
こんなにゲームにハマったの久しぶりだわぁ…。夜中起きてやるなんざ、wowのプリーストの育成以来です。
前作はお気に入りのキャラが「ビアンカ」と「マーニャ」しかおらず、アクセサリを作り込む以前に面倒くさくてやめちゃったのですが。
ビアンカ大好き!
キャラ自体はDQ5の時から好きだったんですけど、ヒーローズでは使いやすさも高評価だった。「さみだれ撃ち」さえしとけば、大抵の事は何とかなったし(苦笑)
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今回はビアンカ不在…って辺りで、(買う前は)相当テンションが下がってたんですけど、ドラクエ4でリアルサラリーマン物語をやらかしてくれた「トルネコ」が出るっていうから渋々(セールで)購入。
序盤にトルネコがさっさと出てきてくれたお陰で、徐々に夢中になり、マーニャ&ミネアも出てきてテンションUP。
マーニャ強いし、美人で操作してて楽しい。
でもまぁ、いつも通り1回クリアしたらもう止めるべ。って感じだったのですが、雪国でゼシカ&ククールが出てきまして。
不良聖堂騎士のククールさん
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最初の内は「ククールってビアンカと同位置(弓使うキャラ)なのに、あんま使う気しねぇよな…タンバリンだし。」って思いながらレベル上げようと育成し始めたら、必殺技がヨダレが出そうな程カッコ良くてですね。
DQHってよりも、「ククールを動かす事」に夢中になっちゃって。
ああ…なんて!なんてカッコイイのこの男〜!!!
イケメンキャラって、どのゲームもあんま好きじゃない(操作してて照れるというか小っ恥ずかしい)んですけど、今回ばかりは良い歳ぶっこいてメロンメロンなのであります…。
ククールのために、昨日はエリミネーターを4時間も狩ってました。
でも「ちからのルビー」のドロップ率は渋すぎだと思います!4時間やって3つしか出ません!
まぁ、イケメンっても…DQシリーズ・生粋イケメン枠(だと個人的に思う)「テリー」、「ピサロ」、「ハッサン」と違って、ククールってちょっとバカっぽいというか、超ナルシストだしプレイボーイでスケベでタンバリン姿が情けねぇわで、実際にいたらやばいだろコイツ。的感がするんですけど、100%イケメンだったら使わなかっただろうな…。
※タンバリンはククールが使う技。タンバリンを叩いて味方のテンションを上げるというアホっぽい技。
そういやDQ4の勇者も、(勇者にしては)随分なイケメンですよね。勇者のくせにスライムピアスでチャラついてんのがまた魅力。
FC版のパッケージに描いてる主人公がカッコよすぎて、小学生の時に壁に飾ってた記憶があります。
そん時も、操作するのは気恥ずかしくて女勇者を使ってました(苦笑)
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パーティは主人公+トルネコ(たまにテリー)+マーニャ+ククールで遊んでます。
主人公は(1も同様ですけど)どうでもいい…。なんかイマイチ魅力が無いと言うか華がないというか。
周回プレイ時はパーティから外させて欲しいわ。
DQH3が出るなら「ライアン」を出して欲しいですねぇ。
なんとなく「ミレーユ」とか出てきそうですが。
アリーナとクリフトはもういい。ブライがいねぇのに何故おめぇらは出れるんじゃ…。あの2人ってそんな人気あるのかい?
アリーナはともかく、おかっぱザラキ魔人(クリフト)の重要が謎すぎる。
中村屋はVita版で同じのやってるんですけど、「俺はモリーがいいと思う!ヤンガスかえってきて〜!!」って嘆きながらハッサンを動かしていますが、どう考えてもモリーはヒーローズには出られんじゃろ…。
(色んな意味で)キャラ立ちすぎのモリーおじさん
地球で戦ったり火星でサバイバルしたり。
どうも花野です。
近所のゲオで、お盆期間中ゲームセールが開催されたので、“ドラゴンクエスト ヒーローズ2”を購入。
前作はあまり好きになれなかった。
・自由度が低すぎる
・敵が同じのばかり
・前半は単調だわ、後半は誰を連れてけだとクエストの指定がうるさい
・ホイミストーンのリチャージは発狂レベルのうっとおしさ
・MAPが狭い
細かい点を上げたらキリ無いで、ラスボスをさっさか倒して終了しましたが、今回は…面白いこと面白い事。夢中で遊んでます。
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それは置いておいて、映画。
バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生
(原題:Batman v Superman: Dawn of Justice)
バットマン演じたベン・アフレックの腕の太さに驚愕。バットマンを演じるために、努力してんだなぁ。って感はする。
しかし腕の太さよりも、バットスーツのダサさに驚愕。いくらスーパーマンと戦うとは言え、あの厚底ブーツは一体…。おまいは原宿GALか。
感想としては、スーパーマン側のストーリーラインは良いと思う。対し、バットマンの方は説明がちと不親切で納得いかない。アルフレッドがフォックス役まで兼ねているのもどうなの…。
更に言えば、アルフレッド役のジェレミー・アイアンズ起用も、ちょっとどうかなーと。良く言えば豪華過ぎるし、悪く言えば印象が強すぎ。個人的にテッド・ダンソン辺りが良いかなとか。知的で品があるし。←CSI:14のD・B・ラッセル役の人。
ノーランのバットマンのせい(?)で、バットマンはハードルが高すぎるため、何やってもどこかで文句言われるのは仕方ないと思う。
かと言って、クリスチャン・ベールに今作も出演してくれとは思わない。
何故ならノーランが監督(製作総指揮陣にはいるが…)じゃないんで無意味。
だからバットマンに関しては誰でもいいと思う。
ただ、どうしても思うのは、(ベン・アフレックを個人的に嫌いではない)ブルース・ウェイン=大金持ちに見えないという致命的な点がある。
ベン・アフレックって(非常に申し訳ないが)金持ちで品のあるオーラが無い。
“アルゴ”でアカデミー賞取った監督に対して失礼な発言ですが、まぁ…それとこれとは別というか。
何だろうかなぁ…決して“デアデビル”のせいとは言わんが…。
つうか、そもそも別のヒーローやった事あるやつ起用すんじゃないよ。(※ベン・アフレックはその昔、マーベルコミックの“デアデビル”という映画に主役で出演し、ラズベリー賞を取った苦い思い出がある)
ワンダーウーマンに至ってはもはやどうでもいいレベル。何故出てきた。
レックス・ルーサーJr.を演じたアイゼンバーグはNICEチョイス。悪役として今っぽい感じがする。大昔の映画の悪役=威圧感とかで勝負せず、不気味さとか気持ち悪さとかで押している点がいい。ほいでアイゼンバーグの良い所は、ガリガリでMADなキャラなのに大富豪に見えるという点。
前半の撮り方は雑だわ、後半はやっつけ気味だわで誰撮ったこれ?って監督見たらザック・スナイダー…ああ、なんとなく納得。
次回に続く(?)っぽい作りだが…。
続かせるなら、タイトルをバットマンvsスーパーマンにしなきゃよかったのよ…。
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オデッセイ
(英語原題 : The Martian)
名監督・リドリースコットは、エクソダスから迷監督へ。
「火星でたった独りでサバイバル」がメインの映画だけど、地球(NASA)とコンタクトを取れるのが異常に早いせいでサバイバル感ゼロ。
サバイバル=糞でじゃがいも育てただけ。
何がつまらんって、サバイバルもさることながら、後半のゴリ押しぶりが失笑レベル。
唐突に「全世界が彼の帰還を待っています!」とか、タイムズスクエアに人だかりとか大爆笑。いくら何でも無理矢理過ぎる。
そっから妙ちきな宇宙de救出劇になりますが、専門用語が視聴者無視してボコスカ出て来るわ、クルーの心理描写とかも無く、「ガンバロー!エイエイオー!」とか安易過ぎる。
結局、何を撮りたかったのかな…という映画。